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「大阪の歴史を掘る2019」講演会
(2019.10.11更新)

特集展示「新発見!なにわの考古学2019」関連行事
「大阪の歴史を掘る2019」講演会

特集展示「新発見!なにわの考古学2019」に関連して、12月14日(土)に「大阪の歴史を掘る2019」講演会を開催します。

今回の講演会では、龍谷大学文学部教授の國下多美樹氏をお招きします。國下氏は、長く長岡宮・京の発掘調査に携わり、長岡京・平安京を中心に、古代日本の都城を考古学的に解明することを研究の柱とされています。当日は、奈良時代の難波宮が廃止されて以後、時代の転換点でもある8世紀末・9世紀初めの長岡・平安への遷都事業について、特に物資の移動経路に着目したご研究を講演していただきます。

また、昨年度(平成30年度)の大阪市内の発掘調査成果については、大阪市教育委員会の櫻田小百合氏に発表していただきます。学生時代から続けている弥生時代の竪穴建物の研究成果を基に、桑津遺跡発見の竪穴建物を解説するとともに、ご自身が担当された大坂城石垣の調査をはじめ、さまざまな発掘調査成果の見どころについてお話ししていだだきます。

当日はカラー写真をふんだんに使った冊子を講演会資料としてお配りします。みなさま、ふるってご参加ください。


難波宮から長岡宮・京に運ばれた瓦

難波宮から長岡宮・京に運ばれた瓦(向日市教育委員会所蔵)
当館常設展示室10階の「その後の難波」のコーナーで展示していますので、
講演会・特集展示とあわせてぜひご覧ください。
特集展示「新発見!なにわの考古学2019」関連行事
『大阪の歴史を掘る2019』講演会
主  催 大阪歴史博物館・(一財)大阪市文化財協会
日  時 令和元年12月14日(土)
午後1時30分~4時30分(午後1時より受付)
会  場 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
内  容 「平成30年度 大阪市内の発掘調査について」
         櫻田 小百合 氏(大阪市教育委員会 学芸員)
「長岡京遷都、そして平安京への道」
         國下 多美樹 氏(龍谷大学文学部 教授)
定  員 250名(当日先着順)
参 加 費 500円
参加方法 当日直接会場にお越しください