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博物館の使命と目標

(H23.4.1更新)

ここに掲げる「大阪歴史博物館の使命と目標」は、当館の開館から5年間の博物館活動の検証と課題の整理にもとづき、今後当館が果たすべき役割とめざす目標についてとりまとめたものです。この使命と目標に対する皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。

博物館の基本理念

使命

  • 「歴史と対話し、現在、そして未来を考える」―大阪歴史博物館
  • 大阪歴史博物館は、大阪に住む人たちをはじめとし、すべての人たちに対して、この地で培われた歴史遺産・文化遺産に基づき、これまでの蓄積を踏まえながら、より広い観点に立って充実した活動を行っていきます。それを通して、ともに都市大阪の歴史に対する理解を深め、「歴史との対話」を常に大切にしながら、現在の社会・文化を考え、よりよい未来の創造をめざしていきます。

目標

  1. 「モノ」や遺跡を通して社会や文化を考える博物館へ
  2. モノ(文化財)や遺跡は、ひととの関係のなかで形作られています。それらを通して過去の社会や文化が見え、それを手がかりとして現在と将来について考えていける博物館をめざします。そのために、資料の収集・保存を重視し、調査・研究、展示へとつながる流れを大切にします。

  3. 学びの意欲をサポートする博物館へ
  4. 学びの意欲を掘り起こすとともに、自ら学ぼうとする姿勢をサポートしていきます。そのために、普及事業・なにわ歴史塾・ホームページなどを通して、情報提供・学習支援を充実させます。

  5. 子どもを育む博物館へ
  6. 子どもを博物館へ招いて学習してもらうことで、歴史・文化に対する興味を高め、子どもの将来に必要となる歴史理解の力を育んでいきます。そのためにわかりやすい展示や体験的な普及事業などを実施していきます。

  7. つながり、のびてゆく博物館へ
  8. すべての事業を博物館だけで行おうとするのではなく、博物館のまわりの方たちや団体などと交流・連携し、また利用者相互の交流を促します。それを通じて、ひろく社会に開かれた博物館をめざします。

  9. 社会に貢献し、愛される博物館へ
  10. 「博物館が社会に貢献するためには何をすればよいのか」を職員が常に考え、多くの方たちに必要とされ、愛される博物館をめざします。そのために、利用者の視点に立って、博物館のよりよい運営を考えていきます。