大阪歴史博物館　Osaka Museum of History

令和4年度

～浮世絵師たちが描く～　絶景！滑稽！なにわ百景！
錦絵 滑稽浪花名所を読み解く！？
■近年人気の『滑稽浪花名所』50点全点をほぼ原寸大で掲載し、作品解説を加えました。江戸時代の市井の人たちが繰り広げるおもしろおかしい出来事を生き生きと描き出し、大坂らしい笑いを素材にしています。

令和3年度

あやしい絵展
■幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍を中心に、妖艶さやグロテスクといった「あやしさ」を含む作品とその背景を紹介します。

難波をうたう ー万葉集と考古学ー　展示ガイドブック
■古代の難波を万葉集と考古資料でひも解く展覧会のガイドブック。万葉歌からわかる難波宮の繁栄と人々の暮らし、国際港として栄えた難波津を発掘資料とともに解説します。

令和2年度

埋忠＜UMETADA＞ 桃山刀剣界の雄
■桃山時代の刀剣界に登場した埋忠一門の珠玉の名刀群を通じ、謎多き一門の実態に迫ります。

平成31（令和元）年度

～国芳、広重、国貞、豊国、英泉…江戸・明治の浮世絵師たちが描く～
ニャンダフル　浮世絵ねこの世界展
■さまざまな絵師によって江戸・明治に描かれた浮世絵の猫を紹介します。

勝矢コレクション刀装具受贈記念　決定版・刀装具鑑賞入門
■昭和の大コレクター・勝矢俊一氏旧蔵の刀装具の寄贈を記念し、鑑賞ポイントを示しながら分かりやすく紹介します。

猿描き狙仙三兄弟　鶏の若冲、カエルの奉時も
■迫真的な猿の絵で名高い森狙仙について、二人の兄、陽信・周峰とともに紹介します。

平成30年度

NHK大河ドラマ特別展 西郷どん
■西郷隆盛の生涯と彼を取り巻く維新の群像について、資料を通じ、その人間像と彼が生きた激動の時代を浮き彫りにします。

100周年記念大阪の米騒動と方面委員の誕生
■大正7年に大阪で起きた米騒動と、騒動を受けて創設された方面委員。方面委員の活動や人々の生活にふれながら、その意義を明らかにします。

はにわ大行進 －長原古墳群と長原遺跡－
■長原古墳群から見つかった埴輪を一堂に集め、長原遺跡を通じて、古墳時代の先進地であった大阪の姿をご覧いただきます。

平成29年度

渡来人いずこより
■朝鮮半島の文化を日本に伝えた「渡来人」とよばれる人たちや、渡来文化の具体像、さらには細かな歴史背景を読み解きます。

大相撲と日本刀
■大相撲は日本刀と深くかかわり合いながら歴史を刻んできました。横綱の太刀や化粧まわしをはじめ、大相撲ゆかりの名刀の数々をご紹介します。

鏨たがねの華 －光村コレクションの刀装具－
■近代の実業家である光村利藻は膨大な数の刀装具や刀剣を蒐集していました。今なお高い評価を受ける光村コレクションの全貌を探ります。

平成28年度

大阪歴史博物館開館15周年記念
近代大阪職人図鑑 －ものづくりのものがたり－
■大阪近代工芸に関する資料や作品と、職人・工芸家（アルチザン）に関する研究、その成果をご紹介します。

2016年NHK大河ドラマ特別展 真田丸
■真田信繁（幸村）のゆかりの品や歴史資料を通じて、信繁の人物像と彼が生きた時代を浮き彫りにします。

平成27年度

海峡を渡る布
－初公開 山本發次郎染織コレクション ふたつのキセキ－
■山本發次郎染織コレクションの蒐集の“軌跡”と伝来の“奇跡”を探るとともに、海を通じた交流から生み出された多彩な染織文化を紹介します。

唐画もん －武禅に閬苑 、若冲も
■武禅と閬苑やその師友、さらには同時代に活躍した個性豊かな絵師たちを紹介します。

平成26年度

上方の浮世絵 －大坂・京都の粋と技－
■大坂・京都の町や文化を自ら支えた庶民の力と、世界に誇るべき上方文化の独自性を、彫りと摺りの技巧もあわせてご紹介します。

大阪遺産 難波宮 －遺跡を読み解くキーワード－
■出土遺物や当時の記録類、当館所蔵の山根徳太郎博士旧所蔵資料などを用いて、瓦や土器、文字といった簡明なキーワードから読み解きます。

村野藤吾 やわらかな建築とインテリア
■設計図やスケッチ、家具や建築部材、村野自身の愛用品などを通して、彼の「やわらかな」作品の魅力と人物像を紹介します。

平成25年度

幽霊・妖怪画大全集 －美と恐怖とユーモア－
■背筋が凍るほど恐ろしいものや剽軽で笑いをさそうもの、肉筆や浮世絵版画など、時代も内容もさまざまな幽霊・妖怪画をご紹介します。

エヴァンゲリヲンと日本刀
■様式を重んじる刀剣界がエヴァンゲリヲンの世界からインスピレーションを受け、伝統の技を駆使し、現代デザインの日本刀を制作した作品をご紹介します。

変わり兜×刀装具　戦国アバンギャルドとその昇華
■SF映画やアニメーション、ゲームなど現代アートにも多大な影響を与え、いまなおそれらを凌駕するサムライアートを通して、戦国武将たちの精神性や美意識、時代の背景をご紹介します。

手塚治虫×石ノ森章太郎　マンガのちから
■二人の歩み、作品に込めたメッセージを、代表的な作品の直筆原稿、さまざまな関連資料などを通して明らかにしながら、”マンガのちから”の源流を探ります。

平成24年度

日欧のサムライたち －オーストリアと日本の武器武具展－
■オーストリアと我が国の資料を比較展示し、東西の歴史・文化・戦闘方法をご紹介します。

ザ・タワー －都市と塔のものがたり－
■「眺める」「見上げる」「登る」「見はらす」「思い出に残す」をキーワードに、人々がおりなしてきた「都市と塔のものがたり」のさまざまを、パリ・東京・大阪から紹介します。

ウクライナの至宝 －スキタイ黄金美術の煌めき－
■スキタイの黄金製品など国宝級の資料を始め紀元前8世紀から現代までの各時期を代表する作品をご紹介します。

天下の城下町 －大坂と江戸－
■「天下の城下町」が誕生し、成長していく過程を、古文書や絵画作品、考古資料や古地図、古絵図など、さまざまな展示物によって紹介します。

平成23年度

幕末･明治の超絶技巧　世界を驚嘆させた金属工芸
－清水三年坂美術館コレクションを中心に
■清水三年坂美術館のコレクションを中心に、幕末から明治にかけ変革の時代が生んだ金工の美を紹介します。

民都大阪の建築力
■大阪の近代建築の魅力を、図面やスケッチ、細部装飾などを通して紹介します。

心斎橋 きもの モダン －煌めきの大大阪時代－
■近代の心斎橋筋のありかたや、発信されたファッション、ライフスタイルに注目します。

柳 宗悦展 －暮らしへの眼差し－
■宗悦の蒐集した古今東西の逸品や、宗悦自身の筆になる書、原稿、日本民藝館名誉館長でプロダクトデザイナーとして活躍する長男・柳宗理の作品などを紹介します。

平成22年度

昭和のおもちゃとマンガの世界　北原照久 大コレクション展
■北原照久氏が収集したコレクション。昭和の庶民生活を思い起こさせる資料約1000点を紹介します。

新淀川100年　水都大阪と淀川
■古来より都市大阪の形成と発展にとって大きな役割を果たしてきた淀川について、絵図・地図や古文書、絵画資料などを通して迫っていきます。

第五回 お守り刀展覧会 作品集
■全日本刀匠会が主催する「お守り刀展覧会」は、現代刀匠たちの新作刀とその外装の優品によるコンクール展で、今回で5回目を迎えます。

発掘された日本列島2010
■近年特に注目される20遺跡から約450点の出土品を展示するとともに、特別史跡「キトラ古墳」・「高松塚古墳」、邪馬台国問題についても紹介します。

なにわの考古学30年の軌跡 －足の下に眠る歴史－
■「発掘された日本列島2010」の地域展として、大阪市域を中心に、これまでに発掘された代表的な出土品を紹介します。

平成21年度

大阪の祭り －描かれた祭り・写された祭り－
■江戸時代から現代に至る絵画作品や写真、モデルとなった祭りの道具たちを通じて、大阪府内の祭りの姿を紹介し、祭礼文化にふれる。

第62回式年遷宮記念 特別展　伊勢神宮と神々の美術
■伊勢神宮の神宝のほか、歴史資料や神道美術などから、伊勢神宮の歴史と信仰、遷宮の様子をたどります。

聖地チベット －ポタラ宮と天空の至宝－
■チベットの成立にはじまり、チベットで発展した独特の魅力あふれる密教美術、歴代王朝との交流を示す中国陶磁器、そして医学や楽器など幅広く紹介する。

平成20年度

NHK大河ドラマ特別展　天璋院　篤姫
■徳川家に伝わった天璋院篤姫に関する衣装や調度品、幕末・維新期の歴史情勢を示す資料などを通して、天璋院篤姫の波乱に満ちた生涯を紹介する。

大阪府・大阪市指定文化財 －大阪の祈り　さまざまな美と形－
■大阪府と大阪市は大阪の文化を物語る貴重な文化財を指定してきた。「信仰」に関わる美術品・歴史資料から大阪の歴史文化を探り、大阪市の新指定文化財も紹介する。

江戸と明治の華 －皇室侍医ベルツ博士の眼－
■ドイツ人医師ベルツにより収集された江戸時代から明治時代に作られた日本の絵画や工芸品など、19世紀のヨーロッパを魅了した精緻な美術工芸品の数々を紹介する。

平成19年度

ペルシャ文明展 －煌めく7000年の至宝－
■50年ぶりの大公開となる古代ペルシャ文明の至宝201点を網羅し、ペルシャ文明やイランの世界遺産などについても詳細に解説する。

NHK大河ドラマ特別展 風林火山 －信玄・謙信、そして伝説の軍師－
■戦国時代の雄、武田信玄と上杉謙信、そして伝説の軍師として名の知られた山本勘助らにかかわる肖像画・武器武具や当時の美術品などを詳しい解説とともに紹介する。

なにわ人物誌 没後100年　最後の粋人　平瀬露香
■幕末・明治の激動の時代を生き抜いた平瀬露香にスポットを当て、平瀬家のあゆみと露香の活動を154点の資料から紹介し、大阪が誇った文化力の高さを再度検証する。

なにわ人物誌 生誕100年 人間国宝 刀工　月山貞一とその一門
■大阪を拠点に活躍し、日本刀の一大流派となった大阪月山派の技と美46点を紹介する。

平成18年度

プノンペン国立博物館所蔵 世界遺産 大アンコールワット展
－壮麗なるクメール王朝の美－
■世界遺産アンコールワットから、仏像や神像、ステラ（碑刻文石板）、建物を飾ったリンテルや側柱など82点を網羅した。遺跡に関する詳細な解説つき。

大阪歴史博物館開館５周年記念／泉布観重要文化財指定50周年記念
煉瓦のまちタイルのまち －近代建築と都市の風景－
■近代建築を飾り、都市の歴史や風景を彩ってきた隠れた主役「煉瓦とタイル」を360点を超える写真を通じて紹介する。

脳！ －内なる不思議の世界へ－
■自然科学の世界に残された最大のフロンティア「脳」。その不思議な力と進化の歴史を、豊富な写真と図で徹底解説。

平成17年度

東アジア中世海道 －海商・港・沈没船－
■中世東アジアの海を舞台に育まれた文化の煌めきを、考古・文献・美術・民俗の233点の資料から顕かにする。

日英交流大坂歌舞伎展 －上方役者絵と都市文化－
■近世大坂に花開いた大坂歌舞伎、江戸とは違う人情や人物表現に重きをおいた華麗な世界を、大英博物館所蔵品多数をはじめとした282件の資料で描き出す。

日本のわざと美 －重要無形文化財とそれを支える人々－
■日本伝統工芸の最高の「わざ」を、すべての重要無形文化財保持者・保持団体の代表的作品215件と、それらを支える選定保存技術の関連資料で総合的に紹介する。

平成16年度

初期伊万里展 －染付けと色絵の誕生－
■17世紀初頭に九州肥前で始まった国産磁器「伊万里」の技と美を、176件-290点におよぶ伝世品・出土品から詳細に紹介する。

生人形と松本喜三郎
■幕末から明治にかけて、「見世物」興行で一世を風靡した熊本の天才生人形師松本喜三郎の作品など、300件余りの生人形や関連資料を紹介。生人形に関する論文のほか、喜三郎一代記の漫画も収録。

古代都市誕生 －飛鳥時代の仏教と国づくり－
■飛鳥時代、都市の誕生の背景に仏教の影響が読みとれる資料を、中国、韓国をはじめ、九州、畿内、東北から272件網羅した展示図録。

ファンと歩んだ70年 阪神タイガース展
■阪神タイガースの歴史を回顧しながら、165件の資料を通じ、ファンと球団の70年史を振り返る。巻末資料編も充実。

平成15年度

草創期の日本刀 －反りのルーツを探る－
■奈良時代の蕨手刀から中世までの刀59点を掲載。刀の詳細な拡大写真や拓本などの資料も豊富。

韓国のこころと暮らし －高麗大学校博物館所蔵品展－
■くらしの中の文様と形、儀礼にみる韓国のこころなどを161件の掲載資料からうかがうことができる。

よみがえる銅 －南蛮吹きと住友銅吹所－
■古代から近世にいたる銅の生産技術をさまざまな角度から考察。特に、近世大坂にあった住友銅吹所に対しては、発掘調査の成果も交えながら詳細な検証を行っている。

トルコ三大文明展
－ヒッタイト帝国・ビザンツ帝国・オスマン帝国－
■世界史上でも重要な３大帝国から、各時期の優品207件を掲載。表紙となったトプカプ宮殿のエメラルド入り短剣の詳細な写真もある。

中国五千年の名宝　上海博物館展
■上海博物館所蔵の青銅器・玉器・仏像・陶磁器・絵画・書など104件を収録。日本初公開の国家第一級文物が多数含まれる。

平成14年度

発掘速報展　大河内展
■「発掘された日本列島」展の関西地域展図録。最新の研究課題に言及したたくさんのコラムも魅力。

韓国の名宝
■古代から近世にいたる仏教美術・工芸・陶磁器・絵画・書籍など、優品176件を掲載。

飛鳥・藤原京
■飛鳥時代の幕開け、律令国家の胎動、天武・持統朝の世界、中国式都城「藤原京」の世界などを148件の資料と豊富な写真、図から解説。

大阪／写真／世紀 －カメラがとらえた人と街－ ■市民から寄せられた写真131件を掲載。近代大阪を物語る生きた資料集でもある。

シルクロード －絹と黄金の道－
■工芸品や織物、古文書など155件を掲載。シルクロード沿い諸地域の文化に関する考察も多数。

木村兼葭堂 －なにわ　知の巨人－ ■近世大坂のマルチ文化人「木村兼葭堂」にまつわる書画・茶器・刷り物・標本など230件を掲載。資料編も充実。

豪商鴻池 －その暮らしと文化－
■213件におよぶ書画・工芸品・陶磁器・着物などの資料を掲載。近世から近代にかけての豪商鴻池家の生活ぶりがうかがえる。

平成13年度

朝鮮通信史と民画屏風 －辛基秀コレクションの世界－
■辛基秀コレクションから江戸時代の朝鮮通信使を題材にした屏風・絵巻など44件を掲載。

発掘された日本列島2001 －新発見考古速報展－
■くらしの中の文様と形、儀礼にみる韓国のこころなどを161件の掲載資料からうかがうことができる。