摂州高津井坂氏庭園図（せっしゅうこうづいさかしていえんず）
（H26.6.30更新）
平成17年1月12日（水）～2月28日（月）（予定）
本館蔵 江戸時代後期
現在の大阪市中央区下寺町 付近にあったと考えられる井坂氏の庭園を描いた図。図の下側（西側）の松屋町筋に面して町家がならび、その奥に井坂氏の庭園が広がっている。この庭は池を中心に回遊できる形式をとり、図の上方（東側）には築山が設けられている。このため座敷に座ったとき、池を通して築山をのぞむことができた。また築山の先には生玉神社周辺の上町台地があり、緑豊かな上町台地の景観を借景として取り込んでいたのではないかと考えられる。
今回は「住まう」をテーマに、近世後期の大坂の住まいと庭園の様子を、絵図を通して紹介します。今回初出品の資料も含まれておりますのでご期待下さい。
| フロア / 9階 | コーナー / まちの生活―住まう |
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