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特別展 脳!-内なる不思議の世界へ トップイメージ
(H26.3.26更新)

特別展「脳!-内なる不思議の世界へ」

平成19年3月3日(土)~5月13日(日)

本展覧会では、地球上の動物で最大の脳をもつ「マッコウクジラの脳標本(横浜市立大学蔵)」や、何度倒れても自ら立ち上がる方法を考える頭脳を持った「起きあがり学習ロボット(ATR脳情報研究所提供)」など350点の資料を展示します。

江戸時代の大阪は学問・文化が発展し、蘭方医学なども隆盛しました。それらを背景に緒方洪庵など著名な医者が活躍し、たくさんの弟子たちも輩出しました。明治時代になっても、病院や大学など近代的な医療施設や研究施設も発展してきました。また、道修町に象徴されるように全国的な薬の製造・流通の中心地としても大きな役割を果たしていました。そうした医学と深いつながりのある大阪で、最近、人々の関心を引き話題となっている「脳」について、その最新の研究成果を紹介する展覧会を開催します。

展示では、無脊椎動物からヒトまでのさまざまな動物の脳神経標本を見たり、映像を見たり体験しながら脳の機能を理解し、脳の不思議を感じることができます。また、特別章として、おもに江戸時代の大阪の医学の発展と展開を紹介する「大阪の医学史」も加え、大阪の医学の歴史的発展と最新の脳研究の成果を同時に観覧できる、またとない機会となっています。この機会に、わたしたちの「脳」の不思議を知るとともに、それを解明しようとしてきた人々の営みを振り返り、これからの日々の暮らしにいかしていただければと思います。

特別展「脳!-内なる不思議の世界へ」
主  催 NPO法人脳の世紀推進会議、文部科学省特定領域研究「統合脳」5領域、大阪歴史博物館、読売新聞社
共  援 第27回日本医学会総会
後  援 日本生理学会、日本神経科学学会、日本神経回路学会、日本解剖学会、日本神経化学会、理化学研究所脳科学総合研究センター、大阪府、大阪府教育委員会、大阪府医師会、大阪府看護協会、NHK大阪放送局
協  賛 大阪ガス、公文教育研究会、シーメンス旭メディテック、島津製作所、住友生命社会福祉事業団、ダイワボウ情報システム
協  力 日本大学、東京大学医学部、横浜市立大学医学部、東北大学大学院生命科学研究科、川崎医科大学現代医学教育博物館、東京医科大学、大阪大学医学部、林原自然科学博物館、国立遺伝学研究所、生命情報・DDBJ研究センター、ATR脳情報研究所、オリンパス、フェリシモ、NHKエンタープライズ、JT生命誌研究館、ヤンセンファーマ、NTTコミュニケーション科学基礎研究所、カンゼン
企画協力 日本科学未来館
会  期 平成19年3月3日(土)~5月13日(日) 
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(金曜日は午後8時まで)
(ただし、入館は閉館の30分前まで)
休 館 日 毎週火曜日
会  場 大阪歴史博物館 6階 特別展示室 交通のご案内
観 覧 料
特別展 常設展+特別展
《割引になります》
大 人 1,000円
(900円)
1,270円
(1,210円)
高校生・大学生 670円
(610円)
850円
(810円)
※( )内は20名以上の団体割引料金。
※ 中学生以下、大阪市内在住の65歳以上の方、障害者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。