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大阪市指定文化財「天神祭礼船渡御図屏風」を公開

(H26.6.25更新)

平成20年7月9日(水)~8月18日(月)(予定)

大阪市指定文化財 天神祭礼船渡御図 六曲一隻 大阪天満宮蔵 江戸時代
大阪市指定文化財 天神祭礼船渡御図

夏祭りの季節です。大阪を代表する夏祭りである天神祭は、江戸時代から大規模な都市祭礼として展開し、大阪内外の人々に親しまれてきました。祭礼風景は多くの絵画作品になっていますが、祭りには町家に屏風を飾る習慣があったことなどから屏風絵としても多く描かれたようです。

今回公開するこの作品は、本来は絵巻として制作され、後に屏風に仕立て直されたもので、難波橋の乗船場から堂島川を下り、戎島(現・西区)の御旅所に至る二基の神輿や催太鼓などの船渡御風景を描いています。中之島周辺に多く存在した各藩の蔵屋敷での祭り見物や、御旅所への参詣なども描き込まれ、祭りに参加する人、見物をする人々が生きいきと描写されています。作者は江戸時代中頃に版本の挿し絵などを手がけた浮世絵師、長谷川光信と伝えられています。平成13年度に大阪市指定文化財となりました。

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