ミュージアムウィークス大阪2009 お宝の一品
（H26.6.24更新）
平成21年9月16日（水）～ 10月12日（月・祝）（予定）
川口遊里図屏風 江戸時代初期 本館蔵 (大阪市指定文化財)
（部分）
この屏風に描かれているのは、江戸時代初期（17世紀中頃、1650年前後）の河川河口部に広がる上方の遊里の様子です。その賑わいぶりと位置関係から木津川河口にあった三軒家（大阪市大正区）の遊里であったと考えられます。三軒家の遊里は、明暦3年（1657）に幕府により廃止されました。この図には、遊里での遊興の様子はもちろんのこと、当時の港の繁栄ぶりが詳しく描かれています。1615年の大坂夏の陣で灰塵に帰した大坂ですが、経済都市として大いに復興した様子が描かれているといえるでしょう
川に浮かぶ船や、料理屋など遊里以外のこともたくさん描かれています。細かいところまでじっくりと見てください。
| フロア / 9階 | コーナー / 町の生活コーナー |
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