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近代建築を記録する

(H26.6.13更新)

平成22年5月19日(水)~ 7月26日(月)(予定)

旧帝国座外観写真
旧帝国座外観写真 本館蔵・林野全孝氏寄贈

帝国座は川上音二郎が明治43年(1910)に建てた大阪最初の洋風劇場です。音二郎は明治24年頃から「オッペケペ節」を歌い、自由民権思想の普及を図ったことで知られますが、その後西洋風の演劇の上演に力を入れ、この劇場を建てました。 建物は後に住友銀行として使われ、さらに大阪カトリック会館となりました。写真は昭和37年(1962)頃、大阪カトリック会館の時代に撮影されたものです。

戦後の高度経済成長期、旺盛な建設工事の中で、近代都市を築いてきた明治時代の建築が次々と建て替えられました。建築史家を中心に、関係者が明治建築を記録にとどめようと調査しました。それら記録類は、当時の建築を知ることができる貴重な資料です。ここでは、建築史家・林野全孝まさのり 氏が残した近代建築の記録を紹介します。(酒井一光)

フロア / 7階 コーナー / 近代都市の建設
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