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  4. 平成24年度 なにわ歴博講座 夏の講座「考古学 -出土物・検出遺構から考える-」

なにわ歴博講座 平成24年
(H24.7.27更新)

夏のシリーズ「考古学 -出土物・検出遺構から考える-」

主  催 大阪歴史博物館
会  場 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
参 加 費 200円
定  員 250名(先着順)
受  付 18時から開始、直接会場へお越しください。
お問合せ 大阪歴史博物館
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
なにわ歴博講座係
TEL 06-6946-5728/FAX 06-6946-2662

日程・内容

平成24年 7月27日(金)
18:30~19:45
東と西をつなぐもの-特別展「ウクライナの至宝」の紹介を兼ねて-
寺井誠(当館学芸員)
騎馬遊牧民スキタイの黄金文化をはじめ、ユーラシア大陸の東西の文化が行き交いながら形成された独自の文化・歴史を紹介します。また、紀元前後から7世紀にかけてのウクライナ出土の中国系文物や、朝鮮半島・日本列島出土の西方文物を紹介しながら、古代の東西交流について話します。約8,000km離れたウクライナを身近に感じてもらえればと思います。
平成24年 8月 3日(金)
18:30~19:45
邪馬台国時代の二重口縁壺-壺の新古を判定するための型式学的なツボ-
杉本厚典(当館学芸員)
ホケノ山古墳、弁天塚古墳、箸墓古墳、桜井茶臼山古墳、椿井大塚山古墳など、二重口縁壺は前期古墳の埋葬儀礼や墳丘への樹立物として欠かせないアイテムでした。二重口縁壺を編年して、二重口縁壺の形や文様、製作技法の変遷を明らかにするとともに、それが供えられた前期古墳の新古についても考察します。
平成24年 8月10日(金)
18:30~19:45
祭祀具が語る古代難波の祈り
積山洋(当館学芸員)
古代の難波では、倭の伝統的な神に加えて仏教、中国・朝鮮に由来する道教その他さまざまな祈りが錯綜する空間でした。今回は、木製祭祀具や牛馬骨などをとりあげ、民間に広く普及した道教的祭祀の様相を復原してみます。
平成24年 8月17日(金)
18:30~19:45
難波宮の造営期間と造営日数について
李陽浩(当館学芸員)
広大な敷地を持つ難波宮が、どの程度の歳月をかけてつくられたのかは非常に興味深い問題です。しかし、そのために必要な具体的な着工・竣工時期については、不明な点が多いのも事実です。ここでは他の宮殿などとも比較しながら、前期・後期難波宮それぞれについて考えてみたいと思います。

※演題・内容等は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。