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重要文化財 長原高廻り2号墳出土の家形埴輪

(H25.5.28更新)

平成25年3月27日(水)~

長原高廻り2号墳は、大阪市平野区長吉長原で発見された4世紀末頃の円墳で、直径は約20mあります。船など多種多様な形象埴輪が見つかっており、高廻り1号墳の埴輪を含めて計33点が国指定の重要文化財になっています。
 この家形埴輪は、屋根が入母屋いりもや(注)で、両側に突き出した破風はふ 板や棟木が表現されています。屋根より下の部分は残っていませんが、古墳時代の屋根のかたちを知る上で、貴重な資料となります。
 なお、博物館の南側の復元倉庫は、発掘で見つかった柱穴の配置などから、屋根は入母屋造に復元されています。是非、この機会に実物の埴輪と見比べてみてください。
寺井誠・李陽浩)

 (注)入母屋造:上部を切妻きりづま造にし、その四周にひさし屋根を設けるもの。

家形埴輪 (屋根の部分)

長原高廻り2号墳(平野区)出土

家形埴輪 (屋根の部分)

(参考)入母屋造に復元された古墳時代の倉庫



(参考)入母屋造に復元された古墳時代の倉庫
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