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  5. 第90回特集展示「御所人形の世界」

(H25.12.16更新)

第90回 特集展示

御所人形の世界

◆平成26年2月5日(水)~3月10日(月)◆

毎週火曜日休館
(ただし、2月11日(火・祝)は開館、2月12日(水)は休館)

会場 8階 特集展示室
時間 9:30~17:00(金曜は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
観覧料 常設展示観覧料でご覧いただけます
主催 大阪歴史博物館

大阪歴史博物館では、平成26年2月5日(水)から3月10日(月)まで、8階特集展示室において、特集展示「御所人形の世界」を開催します。

江戸時代に京都でつくられ始めた御所人形は、もともと稚子(ちし)にふりかかる穢(けが)れや禍(わざわい)を代わりに受ける「形代(かたしろ)」として大切にされてきました。桐材などを彫刻して胡粉(ごふん)を塗り、磨き上げた白い肌が特徴です。御所人形という呼称は人形愛好家・西沢笛畝(てきほ)らが中心となって明治時代の終わりに統一されたもので、もとは宮中からの下賜品とされたことから「お土産人形」、その肌の白さから「白菊」「白肉(しらじし)」、その体形から「頭大(ずだい)」「三つ割り」などと呼ばれたほか、関西では大阪の伊豆蔵という人形店が多く取り扱ったため「いずくら人形」としても親しまれました。

今回の展示では、当館が所蔵する御所人形や絵画資料などを通して、大阪でも愛された御所人形の世界を紹介します。


期間中の関連行事

学芸員による展示解説
【日 時】 平成26年2月11日(火・祝) 午後2時より30分程度
【解 説】 中野朋子(当館学芸員)
【会 場】 大阪歴史博物館 8階 特集展示室内
【参加費】 無料(ただし、入場には常設展示観覧券が必要です)
【参加方法】 当日直接会場へお越し下さい
浪花百景貝合わせであそぼう!
【日 時】 平成26年2月23日(日)、3月9日(日)
ともに午前10時~午後4時30分
【内 容】 「貝合わせ」は、ハマグリなどの二枚貝は、ほかの組の貝殻とはけっして合わないという特性を利用した遊びです。江戸時代には女性の結婚が末永く幸せであることを願い、婚礼調度や雛道具として親しまれました。「浪花百景貝合わせであそぼう!」は、当館所蔵の「浪花百景」をとりいれた貝合わせを用いた体験学習です。
→ 詳細はコチラ
【会 場】 大阪歴史博物館 9階 ハンズオンコーナー
【参加費】 無料(ただし、入場には常設展示観覧券が必要です)
【参加方法】 当日直接会場へお越し下さい

主な展示資料

展示資料数:約50点
着衣童子(伝光格天皇より拝領)
着衣童子(伝光格天皇より拝領)
本館蔵
水引手(みずひきで) 三ツ折人形 犬千代丸
水引手(みずひきで) 三ツ折人形 犬千代丸
本館蔵
産衣這い這い(うぶぎはいはい)
産衣這い這い(うぶぎはいはい)
本館蔵
烏帽子冠り(えぼしかむり) 亀曳(かめひき)
烏帽子冠り(えぼしかむり) 亀曳(かめひき)
本館蔵
関連展示
平成26年1月29日(水)から3月17日(月)まで、常設展示場9階・中世近世フロア「まちの生活コーナー」において、雛人形および関連作品を展示します。
古今雛 本館蔵(羽間平安氏寄贈)
古今雛 本館蔵(羽間平安氏寄贈)