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平成25年度 金曜歴史講座

金曜歴史講座とは、(公財)大阪市博物館協会 大阪文化財研究所とともに行う普及啓発事業として、大阪の歴史や文化財の最新情報をお届けする連続講座です。

※講師は全て大阪文化財研究所の職員です。

第1シーズン 難波宮跡発掘60周年記念

第138回 7月5日(金)
長山 雅一(公財)大阪市博物館協会 大阪文化財研究所
山根徳太郎先生と難波宮址発掘60年
高校2年の時、古代の大阪に都があったと云う記事を見た。大阪城の南で「発掘」とある。現場で先生にお会いした。興味本位の学生に1時間半も懇切丁寧な説明。別れ際に「男子一生の仕事」と。大学の休暇中は発掘に。学生たちに、先生はいつも全人格的に付き合って下さった。発掘に、保存に、普及に、資金集めに。先生は「日本のシェリーマン」と呼ばれた。先生のご命日が「なにわ(7月28日)」で、今年は没後40年。
第139回 7月12日(金)
高橋 工(公財)大阪市博物館協会 大阪文化財研究所
難波宮・難波京 発掘の最前線から
近年、難波宮・難波京の発掘で、従来の考え方を覆すような発見が相次いでいます。その中から、難波宮に関しては、60年前の調査地を再発掘した、孝謙天皇の「東南新宮」かとみられる区画についての続報を、難波京については最近の成果を総合した新しい難波京像についての試論を展開します。
第140回 7月19日(金)
大庭 重信(公財)大阪市博物館協会 大阪文化財研究所
壁土から前期難波宮に迫る
2010年度の調査で、朱鳥元(686)年に焼失したと伝えられる前期難波宮の宮殿壁土が、宮域東の谷内から大量に出土しました。壁土の詳細な検討をふまえ、前期難波宮の建築技術・宮殿の外観や造営背景などに迫ってみたいと思います。
第141回 7月26日(金)
京嶋 覚(公財)大阪市博物館協会 大阪文化財研究所
新発見!難波宮西方の建築群は何を語るか
昨年冬、難波宮西方300mで前期難波宮の官衙が新たに発見されました。これは、これまで考えられていたより、さらに西に官衙がひろがっていたことになり、前期難波宮の壮大な規模をあらためて示したといえます。この発掘成果について詳しく紹介し、前期難波宮の中での位置づけや、大化改新の評価にも関わる歴史的意義について検討します。
※演題・内容等は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。

開催場所 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
時  間 午後6時30分~7時45分
定  員 250名
申込方法 当日先着順 ※午後6時より受付開始
参加資料代 各回200円
問い合わせ (公財)大阪市博物館協会 大阪文化財研究所 「金曜歴史講座」係 
電話:06-6943-6833
大阪歴史博物館「金曜歴史講座」係
電話:06-6946-5728(代表) ※火曜日は休館です