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考古学入門講座 なにわ考古学散歩 上町台地北部に古代の痕跡を求めて
(H26.2.14更新)
難波宮写真

上町台地北部とその周辺は古代の日本において最重要拠点でした。今も残る四天王寺をはじめ、発掘で明らかにされてきた、飛鳥時代・奈良時代の宮殿-難波宮、遣唐使船の発着港であった難波津、百済寺などの古代寺院などが知られています。

 難波宮の発掘調査が始まって60年目の今年、これまでの発掘調査でわかってきた、上町台地に残る古代の遺跡をたどります。大阪歴史博物館・大阪文化財研究所の学芸員とこれまでの調査地点をめぐり、古代の難波に思いをはせてみませんか?

見学コースのご案内

※下記のコースや集合・解散場所については、若干の変更が生じる場合もございますが、ご了承ください。

第1回 4月5日(土)午後1時~4時

豆谷浩之
(大阪歴史博物館学芸員)

難波宮から難波津

大阪歴史博物館、大阪府警本部、エル・おおさか展示室、高麗橋一丁目付近といったコースで難波宮から「難波津」推定地までを歩きます。ふだん入ることのできない、NHK大阪放送局の地下6mに保存されている古代の石組み水路も見学します。

集合:大阪歴史博物館1階入口前
解散:地下鉄堺筋線「北浜」駅(予定)

第2回 4月12日(土) 午後1時~4時

大庭重信
(大阪文化財研究所学芸員)

難波宮中心施設とその広がり

難波宮跡公園内の大極殿・朝堂院、難波宮東方官衙跡、前期難波宮宮城南門(「朱雀門」)跡、万葉仮名文木簡出土地などの宮殿中枢部を東西に横断します。また5世紀の須恵器窯である上町谷窯の調査地点もご案内します。

集合:難波宮跡公園北西入口前(地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅⑩号出口を出て、東側の横断歩道を渡る)
解散:地下鉄谷町線「谷町六丁目」駅(予定)

第3回 4月19日(土) 午後1時~4時

村元健一
(大阪歴史博物館学芸員)

四天王寺周辺

2012年に掘立柱建物5棟の建ち並ぶ古代の宅地が発見された北河堀町所在(きたかわほりちょうしょざい)遺跡、飛鳥時代に創建された四天王寺、古代から中世の建物跡や井戸跡などが見つかった四天王寺旧境内遺跡、怜人町遺跡などをめぐります。

集合:JR「天王寺」駅中央口改札前
解散:地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ケ丘」駅(予定)

第4回 4月27日(日) 午後1時~4時

寺井誠
(大阪歴史博物館学芸員)

難波京朱雀大路沿いの古代遺跡

難波京の中心道路である難波京朱雀大路沿いに残された古代遺跡をめぐります。細工谷遺跡や堂ヶ芝廃寺、摂津国分寺跡、細工谷遺跡・上本町遺跡展示コーナー(天王寺区役所内)を訪れます。

集合:近鉄百貨店上本町店前(上町筋と千日前通の交差点の南東)
解散:地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ケ丘」駅(予定)


考古学入門講座 なにわ考古学散歩
上町台地北部に古代の痕跡を求めて
主  催 大阪歴史博物館・公益財団法人大阪市博物館協会大阪文化財研究所
日  時 平成26年4月5日、12日、19日、27日
計4回(27日のみ日曜日、ほかは土曜日)
見学時間 各回いずれも午後1時~4時
参 加 費 2,000円(4回分、保険料含む。交通費は参加者自己負担。参加されない回があっても返金いたしません)
定  員 30名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
応募条件 4回通しで参加できる方
主な見学場所 難波宮跡(中央区)、細工谷遺跡(天王寺区)、堂ケ芝廃寺(天王寺区)、四天王寺旧境内遺跡(天王寺区)、北河堀町所在遺跡(天王寺区)など
申込方法 往復ハガキに、1)郵便番号 2)住所 3)氏名 4)連絡先電話番号、返信面に返信先を明記の上、下記宛にお申し込みください。なお、応募はがき1枚につき、1名まで申し込めます。
【締切り】
平成26年3月16日(日) 当日消印有効
【申込み先】
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
大阪歴史博物館「なにわ考古学散歩」係

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