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考古学入門講座 なにわ考古学散歩 地形からみた大坂の陣の攻防
(H28.3.10更新)
方形桐文金箔瓦

大阪歴史博物館ではNHK大河ドラマ特別展「真田丸」を9月17日(土)~11月6日(日)に開催します。この展覧会と大河ドラマに登場する古戦場を、地形や考古学の発掘調査成果をまじえながらめぐります。

案内人は、この特別展に情熱を注ぐ学芸員や、大坂城跡や大坂城下町跡を発掘調査した経験を持つ学芸員がつとめます。

見学コースのご案内

※下記のコースや集合・解散場所については、若干の変更が生じる場合もございますが、ご了承ください。

第1回 5月8日(日)午後1時~4時

大澤研一
(大阪歴史博物館学芸員)

鴫野(しぎの)・今福の戦いの跡をめぐる

大坂冬の陣の前哨戦となった鴫野・今福の戦いの現場を訪れます。旧大和川・鯰江川(なまずえがわ)の堤防上で繰り広げられた戦いは、上杉・佐竹勢と秀頼靡下の後藤又兵衛、木村重成らの勢が激突しました。鴫野から大坂城砲撃の陣地があった備前島を目指します。

集合:JR「鴫野」駅改札口前
解散:地下鉄谷町線「天満橋」駅(予定)

第2回 5月15日(日) 午後1時~4時

木土博成
(大阪歴史博物館学芸員)

天王寺口の戦い

旧暦五月七日に行われた天王寺・茶臼山での戦いを、当日最多の首級をあげた越前兵の行動からたどります。毛利勝永の布陣した四天王寺、真田幸村の布陣した茶臼山と起伏の激しい地形を歩きます。茶臼山から、真田信繁(幸村)が最期を迎えたとされる安居天神に向かいます。

集合:JR「天王寺」駅中央改札前
解散:地下鉄谷町線「四天王寺夕陽丘」駅(予定)

第3回 5月22日(日) 午後1時~4時

松尾信裕
(大阪歴史博物館学芸員)

岡山から真田丸へ

大坂冬の陣の戦略拠点の一つである岡山(御勝山)から上町台地に上り、激戦地となった篠山、加賀築山跡、越前築山跡の推定地を経て、真田丸へ向かいます。谷が複雑に入り組む上町台地を南北方向に歩きながら、真田丸の立地と戦略的な役割を考えます。

集合:生野区役所(駅ではないのでご注意ください)
解散:JR「玉造」駅(予定)

第4回 5月29日(日) 午後1時~4時

積山洋
(大阪文化財研究所学芸員)

惣構(そうがまえ)の東堀・南堀を歩く

大坂冬の陣の最前線となった大坂城惣構の東堀・南堀を歩きます。真田出丸跡をはじめ、起伏に富んだ地形を歩くことで、豊臣方が築いた防御網の巨大さ・強固さが実感できます。

集合:JR環状線「森ノ宮」駅北側改札前
解散:地下鉄長堀鶴見緑地線「松屋町」駅(予定)


考古学入門講座 なにわ考古学散歩
地形からみた大坂の陣の攻防
主  催 大阪歴史博物館・公益財団法人大阪市博物館協会大阪文化財研究所
日  時 平成28年5月8日、15日、22日、29日
計4回(いずれも日曜日)
見学時間 各回午後1時~4時
参 加 費 2,000円(4回分、保険料含む。交通費は参加者自己負担。参加されない回があっても返金いたしません。)
定  員 30名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
応募条件 4回通しで参加できる方
歩く距離のめやす 一回の行程で約3kmを歩きます。
主な見学場所 大坂城跡(中央区)、大坂城の惣構(中央区・天王寺区)、 御勝山古墳(生野区)、など
申込方法 往復はがきに、郵便番号 ・住所・氏名・連絡先電話番号、返信用はがきの宛先を必ず書いて、下記宛にお申し込みください。
(はがき1枚につき1名の申し込みに限ります。同一人の重複応募は不可です)
【締切り】
平成28年4月15日(金) 当日消印有効
【申込み先】
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
大阪歴史博物館「なにわ考古学散歩」係

参加申し込みをされた方の個人情報は、この事業に関する連絡のみに使用します。また、本人の同意なしに個人情報を第三者に開示・提供することはありません。