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日本刀を支える職人の世界
(H29.8.25更新)

昨今のブームで、日本刀を作る刀匠はメディアで紹介される機会も増えました。しかし、刀身製作を取り巻く周辺分野の話を聞く機会は意外とありません。今回、当館で開催する研修会※に際し、日本刀を支える研磨・白鞘・白銀の技をお話しいただきます。

日本刀を支える職人の世界
主  催 大阪歴史博物館・(公財) 日本刀文化振興協会
日  時 平成29年9月13日(水)
午後1時30分~3時30分 (受付は午後1時から)
内  容 日本刀の研磨工程について   講師 阿部一紀    (約30分)
拵の変遷と白鞘        講師 高山一之・森隆浩(約30分)
白銀師の仕事         講師 宮島宏      (約30分)
研修風景見学                     (数分程度)
会  場 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
参 加 費 500円
定  員 200名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選。)
講師紹介 ・阿部一紀(刀剣研磨師)
 東京国立博物館や大英博物館等国内外の刀剣の修復研磨事業のほか、天然砥石調査事業など多岐に活躍。日本美術刀剣保存協会の研磨部門『無鑑査』、文京区『技能名匠者』、東京都優秀技能者知事賞受賞など。

・高山一之(鞘師)
 宮内庁下命によるお守り刀鞘製作のほか、大英博物館、メトロポリタン美術館収蔵刀の白鞘製作、正倉院宝物はじめ、古代刀の拵の修復や復元を数多く手がける。美術刀剣外装技術保存会相談役など要職多数。

・森 隆浩(鞘師)
 鞘師の父・森雅晴に師事、のち高山一之に師事。平成17年岐阜県関市で独立。平成29年阿蘇神社蛍丸復活プロジェクトにて白鞘製作

・宮島 宏(白銀師)
 葛飾区指定無形文化財保持者、刀剣外装会会長

※(公財)日本刀文化振興協会「刀剣類の保存に関わる部分修復技術研修会」は 部分研磨に伴う研磨、白鞘、白銀の各技術を向上させて不必要な研ぎ減りを回避し、 文化財をより長く次の世代へと継承させるための取り組みです(原則非公開)。
申込方法 往復はがきに、郵便番号・住所・氏名・連絡先電話番号、返信宛先をご記入の上、お申し込み下さい。
締切:平成29年9月3日(日) 当日消印有効
※〆切後残席がある場合は当日先着順に受付

【往復はがき送り先】
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32大阪歴史博物館 「日本刀講座」係

参加申し込みをされた方の個人情報は、この事業に関する連絡のみに使用します。また、本人の同意なしに個人情報を第三者に開示・提供することはありません。

問合せ先 06-6946-5728