1. ホーム
  2. 展示・イベント
  3. 常設展示
  4. 展示更新情報
  5. 藪 明山と「大阪薩摩」

やぶ 明山めいざんと「大阪薩摩」

(2019.10.20更新)

展示中~11月25日(火)予定

藪 明山(1853~1934)は戦前の大阪を代表する工芸家のひとりです。大阪市北区の堂島川にほど近い場所に工房を構え、薩摩焼風の上絵付作品を製作、欧米を中心に販売して好評を博しました。明山工房では素地の製作は行わず、薩摩焼hの沈壽官窯などから仕入れをおこなって加工の最終工程である上絵付のみを行っており、その作品は「大阪薩摩」あるいは「明山薩摩」と呼ばれました。

今回は大阪歴史博物館が所蔵する作品群から皿を4点展示しています。工房の初期作品と最盛期の作品を比較してご覧いただきたいと思います。

白象唐子遊図皿はくぞうからこあそびずさら

白象唐子遊図皿
フロア / 7階 コーナー / 美術工芸の諸相
7階フロアマップ