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福の神

(2020.12.25更新)

2020年12月9日(水)~2021年2月23日(火・祝)(予定)


 本コーナーでは、福の神を描いた絵画を展示します。

福の神といえば、七福神を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。七福神にどの神が含まれるかは諸説ありますが、代表的な尊名としては、恵比寿、大黒、毘沙門、福禄寿、寿老人、弁財天、布袋が挙げられます。七福神のほかの福の神としては、豊饒や繁盛をもたらす稲荷神、学業成就や豊饒の天満大自在天神などが知られるところです。

江戸時代の大坂が商工業の盛んな土地柄であったからか、大坂の旧家には福の神の絵画が伝わっています。堂島に居を構えていた幕末の画家関蓑洲の手になる「七福神図」は、蝋を販売していた大阪市内の旧家に、幕末から明治初期にかけて活動した画家菅其翠の「大黒天像」は、大阪の山口財閥の幹部宅に伝えられた作品です。このほか須賀蘭林斎の「恵比寿像」、林幽篤「寿老人像」、狩野永岳「大黒天像」を展示します。

(岩佐)

展示風景

展示風景

フロア / 9階 コーナー / 町人の文化
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