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  4. JR森ノ宮駅南側で弥生時代の木製農具 -大阪市教育委員会・一般財団法人大阪市文化財協会による大坂城跡の発掘調査 写真展-

(2021.10.11 更新)

JR森ノ宮駅の南側で弥生時代の木製農具がみつかりました!
-大阪市教育委員会・一般財団法人大阪市文化財協会による大坂城跡の発掘調査 写真展-

大阪市教育委員会と一般財団法人大阪市文化財協会は、令和3年(2021)2月に大阪市中央区森ノ宮中央1丁目にて発掘調査を行いました。ここはJR森ノ宮駅から南にすぐの場所で、地形的には上町台地を東に下った東縁の裾部分になります。付近は豊臣氏大坂城惣構の南東部に含まれ、南北に走る玉造筋の西側には縄文・弥生時代の貝塚で有名な森の宮遺跡があります。

今回の発掘調査では、弥生時代中期の大溝から土器・石器とともに木製の農具がみつかりました。土を掘り起こす際に使うクワの未成品(まだ完成していないもの)です。なお、大溝の西側では複数の柱穴もみつかっており、付近には居住する場所も広がっていたようです。

ここでは弥生時代の木製農具が出土した様子を現場写真でご紹介します。

(李 陽浩)

大溝から出土した木製農

大溝から出土した木製農具

開催日時 令和3年10月13日(水)~令和4年2月7日(月)(予定)
場  所 大阪歴史博物館 1階 エントランス
観 覧 料 無料

1Fエントランス