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看板あれやこれや

(2023.11.2更新)

2023年10月25日(水)~12月27日(水)

日本における看板の歴史は古く、養老律令の注釈書『令義解りょうのぎげ』(8世紀中頃)に「凡そ市はいちくら毎に標を立て行名を題せ」とあり、すでに店舗ごとに標によって名称を示すことになっています。中世になると、絵巻や洛中洛外図などの絵画資料からも看板の使用された様子がわかります。このように芽吹いた看板の文化は、商工業の発達した江戸時代を迎え大きく花開き、多種多様な看板が製作されました。
 大阪歴史博物館には、前身の大阪市立博物館時代に収集された看板類およそ50点が保管されています。ここでは、そのうち江戸時代に用いられた看板類をご紹介いたします。一目でお店がわかるものから、一瞬「ん?」と考え込んでしまうものまで、看板にはさまざまな工夫や仕掛けが施されています。ぜひその面白さを味わってみてください。(俵)


薬屋看板
薬屋看板(人参三臓円) 江戸時代 大阪歴史博物館蔵

乾物屋看板
乾物屋看板 江戸時代 大阪歴史博物館蔵
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