大阪朝日ビルの建築部材
（2024.1.19更新）
2024年1月10日（水）～4月29日（月）予定
大阪朝日ビルは朝日新聞大阪本社屋として、昭和6年(1931)に大阪市北区中之島の渡辺橋南詰に建設されました。地上10階建ての建物外観は、北東側が大きくカーブを描き、装飾を排したモダンなデザインで、当時でも斬新なステンレススチールに覆われた外壁は建築の専門家からも「新奇をてらう、猟奇的」と評されたほどです。ビル屋上には日本初となる航空標識灯が設置され中之島でも目立った存在でした。竣工当初から冷暖房設備が備わっており、冷房用の冷凍機を冬に使わないのはもったいないということで屋上には冬季アイススケート場が開かれました。
本展示ではビル解体時に記念品となった外壁のステンレススチールや和食堂に使われていた幾何学文欄間などを展示します。
（阿部）
| フロア / 7階 | コーナー /近代都市の建設 |
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