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大阪の橋と建築家

(H26.6.13更新)

平成22年8月18日(水)~ 11月15日(月)(予定)

戎橋高欄装飾格子
戎橋高欄装飾格子 大正14年(1925) 大阪市建設局蔵
戎橋は平成19年(2007)、現在の新しい橋に変わりました。これは大正14年に完成した古い戎橋の、高欄(欄干)3連アーチ小窓を飾っていた装飾のひとつです。
戎橋改築設計図(側面図・平面図)
戎橋改築設計図(側面図・平面図) 大正13年(1924)頃 大阪市建設局蔵
大正13年に起工、翌年に完成した戎橋の全体像を記した図面です。
戎橋改築設計図(拱頂詳細図ほか)
戎橋改築設計図(拱頂詳細図ほか) 大正13年(1924)頃 大阪市建設局蔵
橋の中央部分の断面詳細などを記した図面です。

「川の都」「橋の都」と呼ばれた大阪には、数多くの優れた橋梁があります。近代になり、これらの橋梁の設計を行ったのは、主に大阪市土木部の土木技術者たちでした。しかし、そのデザイン(意匠設計)には、同時に著名な建築家もかかわっていました。土木技術者と建築家との協力関係を考える上で、当時の大阪市土木部顧問を務めた建築家・武田五一は無視できない存在です。武田自身、堂島大橋や桜宮橋(銀橋)の意匠設計にかかわりました。このコーナーでは、京都帝国大学建築学科で武田五一の教え子だった平松英彦が意匠設計を手がけた戎橋えびすばしを紹介します。(酒井一光)

※あわせて当館6階特別展示室で開催される特別展「水都大阪と淀川」9月18日(土)~11月15日(月)もご覧ください。

フロア / 7階 コーナー / 近代都市の建設
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