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なにわ歴博講座 平成26年
(H28.4.15更新)

第1期「近世・近代の都市と文化」

近世から近代にかけての大阪の歴史、都市や文化を、学芸員の最新の研究成果をもとにご紹介します!

主  催 大阪歴史博物館
会  場 大阪歴史博物館 4階 講堂 交通のご案内
参 加 費 200円
※「キャンパスメンバーズ」会員校(大阪市立大学、大阪大学)の方は、証明証提示により本講座に無料で参加できます。
定  員 250名(先着順)
受  付 18時から開始、直接会場へお越しください。
お問合せ 大阪歴史博物館
〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32
なにわ歴博講座係
TEL 06-6946-5728/FAX 06-6946-2662

日程・内容

平成28年 5月20日(金)
18:30~19:45
市川箱登羅日記を読む(続)-百年前の大阪の芝居と劇場-
船越 幹央(当館学芸員)
市川箱登羅(1867 ~ 1944)は、明治20 年代から大阪で活動した歌舞伎俳優で、初世中村鴈治郎の番頭格でした。明治後期から詳細な日記を付けており、当時の芝居や大阪についてうかがえる好資料となっています。今回は、大正初め頃の大阪の劇場と芝居、例えば女優劇などについてひもといてみます。
平成28年 5月27日(金)
18:30~19:45
明治期大阪の水帳と町会
飯田 直樹(当館学芸員)
江戸時代の土地台帳であった水帳は、町ごとに作成され、土地の所有者が変わると、所有者名が書き換えられました。これを帳切(ちょうぎり)といいます。この帳切は明治になってもしばらく続けられましたが、区役所が設置され、それぞれの町に議会(町会)が開かれると、行われなくなります。今回の講座ではこのあたりの事情を解説します。
平成28年 6月3日(金)
18:30~19:45
昭和初期の「郷土建築座談会」からみた歴史的建造物とまちなみ
酒井 一光(当館学芸員)
昭和初期の大阪では、道路の拡幅、建築の鉄筋コンクリート造化などにより、都市の姿が大きく変貌しました。この時期、日本建築協会の会誌『建築と社会』では、失われゆく建物やまちなみを記録に残そうと「郷土建築」特集や「郷土建築座談会」が組まれました。これらの記事から、当時の歴史的建造物やまちなみを見ていきます。
平成28年 6月10日(金)
18:30~19:45
17世紀半ばの長堀と道頓堀 ~「長堀惣水帳」を読む~
八木 滋(当館学芸員)
特集展示「平成24・25・26 年度 大阪市の新指定文化財」で展示されている明暦2年(1656)の「長堀惣水帳」(大阪市立図書館蔵)は、東横堀川から木津川までの長堀川沿いの町の土地台帳です。この内容を読み解き、17世紀半ばのこれらの町の特徴を、道頓堀川沿いの町と比較しながら明らかにしていきます。

※演題・内容等は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。