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なにわ人物誌 堀田龍之助―幕末・近代の大阪に生きた博物家―
(R2.10.26更新)

大阪歴史博物館 特別企画展
「大阪の近代化とちょう水帳みずちょうから公文書へ―」

令和3年1月27日(水)~ 3月1日(月)

大阪歴史博物館では、6階特別展示室において、特別企画展「大阪の近代化とちょう水帳みずちょうから公文書へ―」を開催します。

本展は、江戸時代の町人身分の共同体であった町が、明治以降の近代化の過程でどのように変化したのかを、土地台帳である水帳や町人間の土地売買に関する書類といった、もともとは町で作成され、町に保管されていた資料などで確認しながら、明らかにしていきます。

本展では、明治12年から13年(1879~1880)にかけて町でおきた以下の三つの変化に注目します。

  1. 水帳における土地所有者名義の切り替え作業(帳切ちょうぎり)が終了すること。
  2. 町が作成した水帳が区役所に「移管」され、公文書となったこと。
  3. 町に町会という議会が導入されたこと。

本展では、この一連の変化を町共同体の解体過程と理解し、大阪における近代化の意味について考えます。



特別企画展「大阪の近代化と町(ちょう)―水帳(みずちょう)から公文書へ―」
主  催 大阪歴史博物館
会  期 令和3年1月27日(水)~3月1日(月)
休 館 日 毎週火曜日休館
※ただし、2月23日(火・祝)は開館、2月24日(水)は休館
開館時間 午前9時30分から午後5時まで
※ただし、入館は閉館の30分前まで
会  場 大阪歴史博物館 6階 特別展示室 交通のご案内
観 覧 料 常設展示観覧券でご覧になれます。
  常設展示観覧料
大 人 600円(540円)
高校生・大学生 400円(360円)

※( )内は20名以上の団体割引料金。

※中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明証提示)の方、 障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料 。

展示資料数 約80件
展示構成 プロローグ ―明治13年に町は姿を消した!?―
1.町の形成 ―秀吉による城下町建設から道頓堀の開発まで―
2.町の成熟 ―町の運営と機能―
3.町の解体 ―水帳から公文書へ―
エピローグ ―忘れられた町の「抵抗」―