特別展
「特別展」は、大阪歴史博物館が最も力を入れている企画の一つです。海外や国内にある数多くの優れた文化財や、地元「大阪」の歴史と文化などを大々的に紹介する予定です。
会場:6階 特別展示室
(特別展観覧券が必要です)
4月25日(土)~ 6月14日(日)
7月18日(土)~ 9月14日(月)
※ 開催を中止いたします。
―怪異をめぐる世界展―
淀川に出現した豊年魚
電光の図説・豊年魚(部分)
湯本豪一記念日本妖怪博物館蔵
日本各地や大阪の伝承に登場する妖怪や怪異を、湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)所蔵の絵巻や錦絵等の絵画作品や版本、器物や玩具、妖怪のミイラなどの資料を通じて概観し、妖怪たちが様々に文化として受容されてきた姿を紹介します。(澤井)
令和2年 10月31日(土)~ 12月14日(月)
埋忠〈UMETADA〉
桃山刀剣界の雄
重要文化財 短刀 銘 山城国西陣住人埋忠明寿
慶長十三年三月日/所持埋忠彦八郎重代
慶長13年(1608) 個人蔵
桃山時代の刀剣界に登場した埋忠一門。その仕事は刀剣・刀装具の制作や刀身彫刻、なかごの仕立て直しや刀絵図の作成等驚くほど多岐にわたります。本展では埋忠一門が関わった珠玉の名刀群を通じ、この謎多き一門の実態に迫ります。(内藤)
特別企画展
「特別企画展」は、特集展示室のスペースでは紹介することができない作品・資料群を、6階特別展示室で展観するものです。
会場:6階 特別展示室
(常設展示観覧料でご覧になれます)
令和3年 1月27日(水)~ 3月1日(月)
大阪の近代化と町
―水帳 から公文書へ―
地所家屋譲売買確証綴込
明治9年(1876) 本館蔵(野村吉夫氏寄贈)
江戸時代に町人身分の共同体であり、都市の基礎単位でもあった町。本展は、町の様々な機能を確認した上で、町が明治以降の近代化によって受けた変化を、町運営のあり方や土地所有の実態などから明らかにします。(飯田)
特集展示
「特集展示」は、一、二ヶ月程度で入替えしていくミニ企画展です。常設展示だけではみなさんに伝えきれない沢山の館蔵品を通じて、考古・歴史・美術・民俗・芸能・建築などの様々な分野から大阪の魅力をお伝えします。
会場:8階 特集展示室
(常設展示観覧料でご覧になれます)
3月4日(水)~ 5月11日(月)
5月13日(水)~ 7月20日(月)
7月22日(水)~ 8月24日 (月)
8月26日(水)~ 11月9日(月)
新発見!
なにわの考古学2020
令和元年(2019)度に大阪市内で行われた発掘調査の最新成果を出土した遺物と写真パネルなどで紹介します。(李)
11月11日(水)~
令和3年 1月11日(月・祝)
大阪の灯火具
大阪で使われた明かりと灯明油にまつわる道具を、近世を中心に考古・民俗・文献資料で紹介します。(松本・俵)
令和3年 1月13日(水)~3月22日(月)
蒐集家・高島唯峰
―明治期考古学の遺産―
明治時代の蒐集家・高島唯峰(1866~1960)が集めた縄文時代コレクションを紹介します。(加藤)
令和3年 3月24日(水)~ 5月17日 (月)
大阪市の新指定文化財
―平成28年度から令和2年度まで―
平成28年(2016)度から令和2年(2020)度までに新たに指定された大阪市指定文化財を紹介します。(杉本)
※上記予定は、変更する場合がありますので、あらかじめご了承願います。
※ 開催を中止いたします。
NHK大河ドラマ特別展「麒麟がくる」
明智光秀画像
大阪府・本徳寺蔵
明智光秀といえば、「本能寺の変」で織田信長を討ったことが知られています。この展覧会では、光秀ゆかりの作品を通じて、謎に満ちた人物像や彼の事績をたどるとともに、信長や細川藤孝(幽斎)、娘のガラシャなど、彼を取り巻く人物たちを紹介します。(豆谷)